2013年10月4日(金)、札幌市立大学デザイン学部で特別講演を実施しました。
講師は、タクラム・デザインエンジニアリングの緒方壽人さんです。『「デザインエンジニア」という仕事』と題して、製品のプロトタイプデザインから、デザイン・メソッドをつかったワークショップまで、ご自身の活動内容を幅広く紹介していただきました。多くの受講生が活動内容の多様さに圧倒されていたとおもいますが、質疑応答が交わされて充実した講演になりました。緒方さん、どうもありがとうございました。
受講生のアンケートより感想を紹介します。
- 仕事として見せていただいたようなプロジェクトをしている人、会社があることに驚きました。面白かったです。ありがとうございました。
- プロジェクトの多さ、幅の広さにびっくりしました。最新の技術を美しく見せる取り組み(有機EL展示)がとても印象的です。今後のデザインに対して考え方が広がる講演でした。
- 対象に対する歩み寄り方や考え方についていろいろ話があっておもしろかった! ものづくりの奥深さを感じた。
- 「社会の問題をデザインで解決する」というスライドが印象にのこりました。ソーシャルデザインに興味があるので、その考えに沿っていると感じました。普段聞くことのできないプロフェッショナルな方のお話でとてもおもしろかったです。
- 何かを発想する時の考え方のプロセスの重要さ。なんでもフィーリングでやってしまうクセがあるので、やはりしっかり考えることは大事なんだと思った。水筒が人工臓器につながるというのがとても印象的だった。
- 「ものづくり」をする上でのプロセスがとても参考になりました。現在のことだけではなく、未来がどうなっているかや、自分の知らないような分野まで視野を広げていくことが大切なのかなと思いました。
- 印象に残ったプロジェクトは傘と傘が重なり合ったときに虹色が浮かぶフィルムです。単純に「きれいだな」と思いました。ですが、傘同士が重なり合うような場面って、実際にはどんな時だろう…と少し考えてしまいました。私は現在、人と人をつなぐコミュニケーションについて少し興味をもっているので、そのように考えを自分の中で発展させたりしてみるのもおもしろかったです。きっと、傘同士が重なり合うような2人はとても親密なんだろうなと思います。本日はありがとうございました。
- 卒制に向かうにあたって、意気込みなど考える参考になりました。製品コースの学生は聞くべきだと強く感じました。
- ストーリーウィーヴィングのお話がとてもためになりました。
- 「タンジェントスカルプチャー」が柔軟な発想ができそうで印象に残りました。
- Storyweaving、Tangent Sculpture のお話が興味深かったです。特に語り方でとらえ方が変わるのはおもしろかったです。
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