ソーシャルな可視化 2022年度「ネットワーク演習II」オンライン成果集

2022年度のネットワーク演習IIでは、パーソナルな可視化、ソーシャルな可視化に取り組みました。前半のパーソナルな可視化は手書きでZINEにまとめました。

ここでは後半課題の最終成果物をご紹介します。制作には、JavaScriptやMarkdownを書いて共有できるノートブックサービスObservableとJavaScriptライブラリのD3.jsを利用しました。制作期間は2ヶ月ほどです。

受講生にはデータジャーナリストになったつもりで、関心ある社会的なテーマを設定し、データを集め、データ可視化をふくむ記事を制作してもらいました。調査・分析は十分とはいえないものもありますが、それぞれが、わかりやすい「見せ方」「伝え方」を追求しています。

完成前のタイミングで、ゲスト講師としてスマートニュースの荻原和樹さんをお招きしました。荻原さんにそれぞれ講評コメントをいただいたことで、ブラッシュアップにつながりました。ありがとうとざいました。

授業の概要

開講時期:2022年後期(最初の数回以外はオンライン)
授業科目:ネットワーク演習II・実習II
東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科
担当教員:杉本達應

以下、成果の紹介です。サムネイルをクリックすると各記事にとべます。

from City to Airport 都市から空港へ

全国各地の空港と都市のアクセス状況を見せています。都市圏の規模や便数などの要素も見れるとより面白くなりそうです。

Why are the strongest schools always the strongest?

女子高校バスケットボールの強豪校はなぜ強いのか。10年間にわたるデータを地道に調べ上げています。強い選手がいるだけでは、上位をキープできないことが明らかになっています。

外来生物の被害度、知名度などに相関はあるのか。

外来の動植物の被害度や知名度などを組み合わてみて相関を見たもの。データが少なくて作るのに苦労したようです。

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日本の花火文化はどのように広がったのか?

全国各地の花火大会の歴史や観客数などを見ています。歴史ある花火の町は全国にありますが、都道府県での色分けだけでは十分に伝えきれていないのが惜しいです。

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政府の10万円給付について考える 一律所得制限に注目して

2021年度、政府の子育て世帯への臨時特別給付金について、所得制限への批判の声がありました。都市部と地方の所得の違いが不満の要因のひとつだと考えられます。

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なぜ人々の新聞離れは止まらないのか?

読めと言われても若者は新聞を読まなくなりました。世代間の隔たりが明らかに見えます。

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デジタルメディア芸術分野における地域格差とは?

ゲームやアニメーションを学べる大学は全国各地にありますが、就職先は都市圏に集中していると指摘しています。業種によっては、こうした地域の偏りが大きいことがわかります。

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VTuber_Music 推しの再生回数はなぜ伸びないのか?

Vチューバーの「歌ってみた」動画の投稿タイミング、再生数、いいね数、コメント数などを丹念に調べたユニークな調査です。所属事務所による傾向の違いなどが読み取れます。

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日本の老人福祉施設は高齢化社会に追いついているのだろうか?

家族の介護が必要になったとき、調べることになる福祉施設について、その数が十分なのか、費用がいくらかかるのか、具体的な地域に絞って調査しています。

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以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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