2017-07-01 FOSS4G 2017 Hokkaido コアデイで発表しました

2017年7月1日、ACU-A(札幌市)で開催された「FOSS4G 2017 Hokkaido コアデイ」で発表しました。FOSS4Gとは、QGISやPostGISなどオープンソースの地理情報技術群のことを指し、それらの開発者、ユーザのコミュニティのこともあらわしています。

FOSS4G 2017 Hokkaido
http://foss4g.hokkaido.jp/

わたしのスライドはこちらです。昨年つくった「bibliomaps」の開発のプロセスを紹介しました。
杉本達應,2017,「文芸テキストを地図上にビジュアライズする観賞型Webアプリ「bibliomaps」の開発」。

札幌で発表するので、北海道版もつくりました。ツールを再利用できたので効率的につくることができました。

みなさん発表がとてもうまく、どれも興味ぶかくききました。

なかでも、「オープンな公共交通データが作り出す未来」伊藤昌毅さん(東大)が大変おもしろかったので、Code for SagaのFacebookグループでもシェアしました。

公共交通データの世界的なデファクトスタンダードであるGTFS形式をベースにした「標準的なバス情報フォーマット」が今年公開され、全国各地でデータ公開の取り組みが始まっているそうです。地域によって、事業者、行政、市民など作り手はさまざま。

乗り換えアプリでは、路線バスやコミュニティバスがうまく検索できませんが、これからデータ公開が進めば、ずいぶん使い勝手がよくなりそうです。

佐賀も複数のバス会社が乗り入れているので、ぜひ標準フォーマットの公開がすすむといいなとおもいました。Code forで取り組むにもよいテーマかもしれません。

参考になるブログ記事はこちらです。
公共交通オープンデータ 能美市の取り組みとその未来 – niyalistのブログ