2014/8/30(土)「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第3回を開催しました

2014年7月12日(土)、札幌市立大学サテライトキャンパスで公開講座「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第3回「Max/MSPでVJパフォーマンス」を開催しました。当日の参加者は、20名でした。

講師は、VJ活動やメディアアート、映像作品を制作している石田勝也さん(札幌市立大学デザイン学部講師)です。

今回は、リアルタイムのサウンドや映像処理に特化したビジュアルプログラミング環境であるMax 6を使用したハンズオンワークショップです。石田さんは外部デバイスなども持ち込んでいただいていました。残念ながら時間が足りない部分もありましたが、懇親会でも引き続きレクチャーが続いていました。

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講義の満足度をたずねたアンケート回答全文をシェアします。

  • わかりやすかったです。パーティクル表現とかも聞ければもっとよかったです。
  • 実際の使い方が分かってよかった。本での理解度とは段違い。いい意味でゆるく、とても分かりやすかったです。すごく参考になりました。すぐ実践で使いたいです。
  • 一人ではつまづくところもこうして先生が教えて下さることで先が良く見えてわかりやすかったで す。
  • 非常に興味深かった。面白かった。
  • 動画の合成方法がわかり易く良かったです。
  • 映像と音の同期の基本的なことがわかった。思っていたよりも難しくなかった。
  • 時間が足りなかったかも
  • Max初だったので、入口として良かったです。ジェネ系のことも今後知りたいです。
  • Maxがどんなソフトなのかを知れました。特に、動画の出し方を知れたことが大きかったです。
  • もう少し発展的な内容だと良かった。

公開講座にご参加された方の交流の場、クリエイティブ・コーディング・スクールのFacebookグループにもぜひご参加ください。

全国各地から来られた参加者のみなさんには積極的に受講いただき、ありがとうございました。

2014/7/26(土)「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第2回を開催しました

2014年7月26日(土)、札幌市立大学サテライトキャンパスで公開講座「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第2回「D3.jsでデータビジュアライゼーション」を開催しました。

講師は、前日の特別講演(後日更新予定)もお願いした山田興生さんです。

当日の参加者は、17名でした。札幌以外からも、いろいろな業種の方にご参加いただきました。

今回は、JavaScriptライブラリであるD3.jsを使用したデータビジュアライゼーションの実践的なレクチャーと、ちょっとしたハッカソンを行いました。

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講義の満足度をたずねたアンケート回答全文をシェアします。

  • 三次元データを色や濃淡で表すところが大変参考になった。三次元でgraphをかくと見にくくなる事が多いため。
  • D3.jsの基本が良く分かり、ためになりました。
  • 最初のお話(つり)からとても興味深かったです。
  • プログラミングに向かうモチベーションを持てました。
  • 定期的に開催されるとみんな仲良くなってよさそうですね。(わたしは行けませんが・・・。)

公開講座にご参加された方の交流の場、クリエイティブ・コーディング・スクールのFacebookグループにもぜひご参加ください。

参加者のみなさんには積極的に受講いただき、ありがとうございました。

2014/7/12(土)「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第1回を開催しました

2014年7月12日(土)、札幌市立大学サテライトキャンパスで公開講座「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2014」第1回「講座案内/Processingでコーディング入門」を開催しました。

この公開講座シリーズは、クリエイティブ・コーディングをテーマとすることで、札幌近辺で関心のある方々が情報交換できるコミュニティをつくることを目的として企画しました。プログラミングをテーマとした公開講座の企画ははじめての試みで、どの程度の申込みがあるか事前に読めずに心配していました。しかし結果的には定員を上回る申込みをいただいて、当日は22名の方にご参加いただきました。年代も性別も職業もさまざまな方がいらっしゃいました。

第1回の講師は、わたくし杉本達應(札幌市立大学デザイン学部講師)がつとめました。講座では、クリエイティブ・コーディングの歴史や紹介をした後、クリエイティブ・コーディングの開発環境のひとつであるProcessingの基本的な使い方や有用な関数などをサンプルコードとともに解説しました。最後は、各自で課題に取り組んでもらいました。課題は、こちらのページで公開しています(10秒ごとにタイトルロゴのアニメーションが切り替わります)。
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参加者のみなさんには積極的に受講いただき、ありがとうございました。

講義の満足度をたずねたアンケート回答全文をシェアします。

  • processingを使った商用ベースの作品の紹介があるとなお良かったです。
  • プレゼン資料やサンプルコードは大変有用でした。
  • 基礎から学べてありがたかったです。サンプルコードも非常に参考になります。
  • 全く分からない状態からの参加でしたので、Processingがどういうものなのか良くわかりました。しかし、初心者の状態からだとペースが早くて難しかったです。
  • コメントで説明が最初から入っているとうれしい
  • クリエイティブコーディングやProcessingについての説明はとてもためになったが、既にコードを書いたことがある人向けの内容もほしいと思った。
  • 関数が簡潔に説明されてわかりやすかった
  • もくもくと作業する時間が長くなりすぎた感がある
  • Processing初心者ですが、今回の講義で少し動かしてみることができました。今後も継続して学習を続けたいです。最後の課題は初心者にとって少し難易度が高い気がします。杉本先生の説明は、とっても分かり易いです!!
  • はじめてさわったのでおもしろかったです。
  • 内容が少しむずかしく初心者が理解するには講義の時間が足りない気がする。数回に分けたステップアップ講座にしていただきたい。
  • 課題は自由でも可のほうが良かったかもしれません
  • 内容はとてもわかりやすかったが、Javaを学んでいるため、新しい関数を覚えるだけでした。

今回は、はじめてコーディングする初心者の方を対象として講座だったため、経験者の方には物足りない内容だったとおもいます。

公開講座にご参加された方の交流の場、クリエイティブ・コーディング・スクールのFacebookグループにもぜひご参加ください。

DEVELOPMENTAL/オープントークvol.2「おもてなしのデザイン」を開催しました

2014年2月22日(土)、札幌市立大学サテライトキャンパスにてトークイベントを開催しました。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

DEVELOPMENTAL/オープントークvol.2「おもてなしのデザイン」
プレゼンター:宮田雅子(札幌大谷大学)

はじめに、杉本達應(札幌市立大学)からイベントの趣旨説明を行いました。

プレゼンターの宮田雅子さんからは、理系、芸術系、文系を横断したご自身の経歴紹介をはじめ、多岐にわたる話題を提供していただきました。「美唄式あぜ道ピクニック」(2013年)と題した美唄市での地域活動のデザインでは、たんに外部の人を呼びこむという観光的な視点だけでなく、地域の人びとや学生たちとともに活動をつくりあげていることが紹介されました。さらに、これまでの近代デザインの歴史のふり返りと、宮田さんが提唱しているコミュニケーション・デザインのコンセプトである「おもてなしのデザイン」の解説がありました。「おもてなし」という言葉の起源には、「仲立ちをして場をつくる」という意味があり、コミュニケーション、共創の思想、一回性という3つの特徴をあわせもっているということでした。

後半は、チャートイットを利用して参加者のみなさんに「○○のデザイン」を考えていただき、最後に質疑応答をおこないました。

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あなたのかんがえる「○○のデザイン」は?

マウスを置くと一時停止します。

アンケートの集計結果

アンケートのご意見より

イベントの良かった点

  • スライド?を使用しており、自分の感想等が写し出され他の人の考えもシェアできたりとおもてなしのデザインを自分なりにまとめることができたと思っております。
  • 少人数で会場の広さもちょうど良かった。
  • 美唄のピクニックが楽しそうだった。
  • 「美唄式あぜ道ピクニック」の恊働事業に人づくり、まちづくりのヒントを感じた。
  • “おもてなしのデザイン”の概要、芯にあるものが見えてよかった。
  • わからないワードもたくさん出てきたように思いますが、先生の宮田さんの言わんとしていることは伝わってきました。色んなことを考えるきっかけになりました。
  • 参加者の意見を、その場ですぐに、全体に対して、見える化したこと。
  • デザインについて、考え方をよく分かったところがとてもよかったです。自分の見ている一面だけでなく、プロの方の見ている一面からお話を聞けるのは自分のためになるなと思いました。
  • 色んな年齢・職業の方が参加している点。講演を聞きにきている人から色々な意見があがっておもしろい。
  • 観光としてはなく、地域の人とのつながりの場をつくるというのは新しいまちづくりとして興味がわきました。Chart it!を使った共有が面白かったです。「デザイン」という概念はいろいろ応用できるかと思います。
  • 宮田さんの経歴を詳しく紹介してくださったことで、「理系の知」「文系の知」「美術系の知」という複数の分野から考えるのが大切だという話に説得力がありました。私は今、札幌市立大メディアデザインコースの学生ですが、他のコースも含め様々な分野の知識を吸収したいと思いました。
  • いろんな角度からの「おもてなし」がきけてよかったと思いました。
  • たくさんの人のたくさんの意見を聞けた点。
  • 札幌駅の近くにあり、便利。参加者にバラエティーがあったようです。
  • 「目に見えないものをデザインする」という考え方は興味深く、「○○のデザイン」という言葉の曖昧さ、前向きさ、面白さ等、その無限大のイマジネーションは、人と人をつなぐことをはじめ、問題を良い方向に向かわせるような、そんなイメージをも与えてくれる側面があるのかもしれないと思いました。新聞やネットなどで「○○・デザイン」という言葉が多用される度に、少なからず違和感や分かりにくさを感じていた自分にとっては、今日は良い気付きになりました。ありがとうございました。

改善したほうがよい点、気になった点

  • 特にございません。とても丁寧でわかりやすい話し方だったと思います。
  • 時間が短い気がする。もう30分あっても良いかな。意味不明な単語がいくつかありこまる。美唄についての活動の話を長くしてほしかった。
  • 素人でもわかる言葉を使ってほしい。
  • もう少し具体的な部分まで話を聞きたかった。(時間が短い→「Chart it!」ももっと広げられると良い)
  • 自己紹介は短く。「レイヤー」からで良かった。
  • リアル・プレイスに複数の人を集めることの意味が少なかったように思います。スピーカーと参加者が1対1でつながるだけ、あるいは他の参加者の意見を単に知るだけなら、ウェブ・コンテンツであってもいいはずです。テーマに沿ってスピーカーと「私」と他の参加者が相互交流できるようにデザインされてこそ、この場にふさわしい「おもてなし」のデザインではないでしょうか。
  • こういう形式の講演会であるのであれば、机とイスを前に向けて設置してほしいと思いました。
  • テーブルの配置。グループワークのように数人でやる作業などがないのであれば、このような配置にする必要はないかな、と思いました。前を見にくい形でした。
  • スライドや他の人との顔が見づらかったです。(首をねじらなければならない席なので)
  • キーワードとなる「おもてなし」ということばが突然でてきた印象もあったので、なぜ他の単語ではなく「おもてなし」にいきついたのかなどのお話もぜひお聞きしたかったです。
  • 内容がよくわからない広告だったので、その点は改善してほしい。テーブル毎にちょっとしたディスカッションがあればよかった。
  • 一般の人がいるので、横文字・専門用語は噛みくだくか言いかえた方がいい(例:レイヤー、コンテクスト)
  • 宮田先生ご自身が最も力を注いでおられることや、それに対する想い、今後のビジョン、これまでの活動(今回はピクニックのことなど)で、苦労されたこと、良かったことなど、情熱的なご意見も聞いてみたかったなと思いました。また、質疑応答で質問者の方に対する宮田先生の回答に気遣いや優しさを感じたので、そんな宮田先生ならではの「おもてなし」のエピソードなどももしあればご紹介いただきたかったです。

その他コメント、今後のイベントについて

  • デザインは専門外だと思っていましたが、今回のお話を聞いて案外自分にとって身近なものだと感じることができました。
  • お忙しい中、このようなイベントを無料で設けてくださりありがとうございました。普段デザインを学んでいない学生もデザインに接する機会ができたことに今後自分の制作に役立てていけたらと思っております。
  • あぜ道ピクニック事業の内容をもう少し掘り下げて話してほしかった。
  • 前回も参加しましたが、杉本先生のセミナーは斬新で刺激になります。来年度以降もセミナーの開催を期待しています。ありがとうございました。
  • 私も、民族学、社会学、宗教学、文化人類学を渡り歩いてきたので、共感できます。
  • 美唄式のピクニック、おもしろそうです! ぜひやってみたいと思いました。本日はおもしろいお話し、ありがとうございました。
  • 地域デザインについては興味があったので、もっと話を聞きたかったです。告知と話の内容をそろえることは難しいと思いますが、できればもっと、美唄プロジェクトについて聞きたかったです。
  • また機会があれば宮田先生のお話をお聞きしたいです。自分の経歴、学んだことから、なぜ今の活動に至ったのかというお話に興味があるので、他の方のそのようなお話をきいてみたいです。(スライドが見づらい机の配置だったので、ワークショップ等をやるのでなければ前向きにしてほしかったです…)
  • また別のプレゼンターの時に参加したいなと思いました。おもしろかったです。
  • 一般的なことでなくテーマに沿ったストーリーを展開してほしい。
  • 自分のような一般人も参加できるDEVELOPMENTALのイベントは、多彩なプレゼンターの方のおかげで、日常では考えの及ばない新しい考え方や、しくみ、技術などに触れることができることができる良い機会となっています。専門的でアカデミックなお話の中にも、その分野に通じていない自分にとって活かせる部分や気付きがあるのが嬉しいです。今後もそんな発見の多いイベントを期待しています!

なおアンケートでご指摘いただいたテーブル・レイアウトについてお詫びします。インタラクティブなセッションを予定しテーブルを配置していましたが、参加者同士の対話の時間を設けることができず、結果的に聴きづらい椅子の向きになってしまいました。ご迷惑をおかけしました。

さいごに、プレゼンターの宮田さんにはお忙しいところご登壇いただきありがとうございました。丁寧な質疑応答に宮田さんの「おもてなし」の精神を感じることができました。宮田さんは残念ながらこの春札幌を離れられますが、これからのご活躍を祈念しています。

2014/2/22(土) DEVELOPMENTAL/オープントーク「おもてなしのデザイン」を開催します

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プレゼンター: 宮田雅子(デザイナー/札幌大谷大学)

司会・進行: 杉本達應(札幌市立大学)

日時: 2014年2月22日(土) 16:00-18:00

会場: 札幌市立大学サテライトキャンパス
[札幌駅南西・北4西5・アスティ45ビル12階 電話 011-218-7500]

参加費無料。事前申込不要。どなたでもご参加いただけます。
Facebookご利用の方は、ぜひイベントページで参加登録してください。

デザイン思考、ソーシャル・デザイン、コミュニティ・デザイン、サービス・デザイン……近年、「デザイン」という言葉が、商業デザインを超えて多様な領域で使われるようになりました。

今回、札幌を拠点にユニークなデザイン実践を展開されている宮田雅子さんをお迎えし、 広がる「デザイン」の意味をラディカルに問いなおします。キーワードは、「おもてなし」。

宮田さんは、たんなる地域振興や観光開発ではないデザインとして「美唄式 あぜ道ピクニック–これが美唄のおもてなし」(北海道美唄市)等をプロデュースしています。こうした活動事例を通して、「おもてなしのデザイン」とは何か、「おもてなし」と「サービス」の違いなどについて話題を提供していただき、参加者のみなさんと話しあう機会にしたいとおもいます。

宮田雅子(みやた・まさこ)
札幌大谷大学芸術学部美術学科専任講師。
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。凸版印刷株式会社でセールスプロモーション企画に従事後、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科助教を経て、現職。
専門はメディア・デザイン。デザインとメディア論の間を往復しつつ、プロジェクトやメディア実践などを手がける。共著に、『メディアリテラシー・ワークショップ:情報社会を学ぶ・遊ぶ・表現する』(東京大学出版会)など。

主催・お問い合わせ先:
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース 杉本達應研究室
sugi (at) media.scu.ac.jp
*「DEVELOPMENTAL」は杉本達應研究室の研究プロジェクトです。

DEVELOPMENTAL/オープントーク「メディア表現の未来を考える」を開催しました

2013年10月5日(土)、札幌市立大学サテライトキャンパスにてトークイベントを開催しました。
ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

DEVELOPMENTAL/オープントーク「メディア表現の未来を考える」
プレゼンター:緒方壽人(takram design engineering)

はじめに杉本達應(札幌市立大学)から研究プロジェクト「DEVELOPMENTAL」の趣旨説明をおこないました。「包みをあける」というDEVELOPMENTALの語源にちなんで、今回のイベントは一方向の講演会ではなく、参加者のみなさんの頭に浮かんだアイデアや疑問をその場で共有する場にさせていただきました。
前半は、プレゼンターの緒方壽人さんから活動紹介をしていただき、後半は、参加者のみなさんどうしで対話していただき、緒方さんに寄せられた質問に回答していただきました。

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takram design engineeringのデザインエンジニア・緒方壽人さんの活動領域は大変ひろく数多くの事例が紹介されました。リーディングエッジデザイン時代は、ケータイのプロトタイプデザインから日用品のデザインに携わっていました。現在は、次世代カーナビ、スマートフォン・アプリ、紙を使ったナビゲーションシステム「ON THE FLY」、とらやのお菓子、Eテレの番組「ミミクリーズ」、アート作品、人工衛星のプロジェクト「ARTSAT」、有機EL照明の展覧会など、多くのプロジェクトに関わっています。

また、AXIS、IDEO、takramの3社が共同で実施している社会問題を解決しようとする活動「Collective Dialogue」や、ものづくりに関わる人全体が参加するストーリーウィーヴィングワークショップで使われているメソッドを紹介していただきました。

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ご参加いただいたみなさんからの質問や感想などを共有させていただきます。

途中で書いていただいた感想・ご質問

マウスを置くと一時停止します。

アンケート回答より

各項目をクリックして選択できます。

アンケートのご意見より

イベントの良かった点

  • 緒方さんの取り組みが何よりも楽しそう。
  • 考えるヒントを与えられた気がします。
  • アイデアメソッド、大変参考。
  • 緒方さんのアイデアメソッドは大変参考になりました。
  • アイデアが沢山ありました。
  • 作品事例やビジネスのお話しなど、内容が多かったところ。
  • 幅広い分野の中で活動されている、緒方さんのお話をスライドであわせてきけたことが良かった。
  • デザインとワークショップの共通点
  • デザイン面の話しがきけて良かったです。
  • 映像を見ながらの説明などわかりやすかったです。
  • 様々な事例や表現の方法論がきけて良かったです。
  • 色々なジャンルの色々な考え方が見れてよかった。
  • コメント用紙で合評がよかった。
  • ワークショップの具体的なスキルについて。
  • メソッドに関する話が自分でも活かせそうで良かった。
  • 雰囲気が和んでいて、楽しく参加出来ました。
  • 最後に、講師とコミュニケーションが取れたとこ。
  • いろんな人がいたこと。目的意識が高い人が多い。オープンなムード、緒方さんのプレゼン、ファシリテートもすばらしかった。
  • テーマがすごく良かったです! 個人的にも興味深いお話でした!!! 会場が駅前なのも便利で嬉しいです。

改善したほうがよい点、気になった点

  • 初めて聞く話でしたので(自分の中で)落とし所を探すのに必死でした。(笑)
  • イスの配置。
  • 声が聞きとりにくい。特に音と声がかぶると聞こえなかった。
  • 例が多くて、実例が多かったので何をえにして考えたり聞いたりした方がいいかもしれない。
  • 資料が欲しい。
  • 知らない人とにわかにお話しするのはやっぱりちょっと緊張しますので、アイスブレイク的なものなどがあったら有難かったかもしれないです。

その他コメント、今後のイベントについてのご要望

  • とても興味深かったです。また企画してください。
  • このようなイベントをどんどん開催してください。デベロップメンタルとして色々な人を招待したイベントをお願いします。
  • またこういったイベントを開いてほしいです。
  • デザインを学ぶ一人として今回のトークイベントはとても考えさせられ、勉強になりました。
  • No.2もして下さい。
  • ワークショップ形式にすると良いかも!
  • IDEOや他のメソッドについても詳細お聞きしたかったです。
  • 〔ご自身のお仕事である〕カフェには関係の無いテーマも実は関係していたりする事が多いと感じました。また参加したいです。
  • ぜひ、月1回くらいのペースでどんどんやってほしいです!! たいへん勉強になります!!
  • 過去に携わられたプロジェクトの紹介の際に、できればそのプロジェクト毎に悩まれた事や苦労された事、感動したエピソードなどもお話していただければと思いました。また、今回のトークイベントは、プロジェクトの紹介とアイデアメソッドに焦点があてられていたので、緒方さんご自身の哲学や今後のビジョンなど、エモーショナルな部分も是非お聞きしたかったです。また是非札幌におこしいただき、そのような部分についてもお話を聞かせていただければと思います。

今回のイベントは急遽開催が決定したため、十分な告知ができず、ご関心のあるすべての方にイベントのご案内が届かなかったかもしれなかったことをおわびします。それでも、多くのWebサイトにご掲載いただきました。ありがとうございました。

また、FacebookやTwitterでお知らせいただいたみなさんにも感謝します。

最後に、緒方壽人さんには、お忙しいなか札幌にお越しいただき、金曜日の特別講演、土曜日のDEVELOPMENTAL/オープントークと2日連続でご登壇いただき、ありがとうございました。

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2013/10/4(金) 特別講演「デザインエンジニア」という仕事

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2013年10月4日(金)、札幌市立大学デザイン学部で特別講演を実施しました。
講師は、タクラム・デザインエンジニアリングの緒方壽人さんです。『「デザインエンジニア」という仕事』と題して、製品のプロトタイプデザインから、デザイン・メソッドをつかったワークショップまで、ご自身の活動内容を幅広く紹介していただきました。多くの受講生が活動内容の多様さに圧倒されていたとおもいますが、質疑応答が交わされて充実した講演になりました。緒方さん、どうもありがとうございました。

受講生のアンケートより感想を紹介します。

  • 仕事として見せていただいたようなプロジェクトをしている人、会社があることに驚きました。面白かったです。ありがとうございました。
  • プロジェクトの多さ、幅の広さにびっくりしました。最新の技術を美しく見せる取り組み(有機EL展示)がとても印象的です。今後のデザインに対して考え方が広がる講演でした。
  • 対象に対する歩み寄り方や考え方についていろいろ話があっておもしろかった! ものづくりの奥深さを感じた。
  • 「社会の問題をデザインで解決する」というスライドが印象にのこりました。ソーシャルデザインに興味があるので、その考えに沿っていると感じました。普段聞くことのできないプロフェッショナルな方のお話でとてもおもしろかったです。
  • 何かを発想する時の考え方のプロセスの重要さ。なんでもフィーリングでやってしまうクセがあるので、やはりしっかり考えることは大事なんだと思った。水筒が人工臓器につながるというのがとても印象的だった。
  • 「ものづくり」をする上でのプロセスがとても参考になりました。現在のことだけではなく、未来がどうなっているかや、自分の知らないような分野まで視野を広げていくことが大切なのかなと思いました。
  • 印象に残ったプロジェクトは傘と傘が重なり合ったときに虹色が浮かぶフィルムです。単純に「きれいだな」と思いました。ですが、傘同士が重なり合うような場面って、実際にはどんな時だろう…と少し考えてしまいました。私は現在、人と人をつなぐコミュニケーションについて少し興味をもっているので、そのように考えを自分の中で発展させたりしてみるのもおもしろかったです。きっと、傘同士が重なり合うような2人はとても親密なんだろうなと思います。本日はありがとうございました。
  • 卒制に向かうにあたって、意気込みなど考える参考になりました。製品コースの学生は聞くべきだと強く感じました。
  • ストーリーウィーヴィングのお話がとてもためになりました。
  • 「タンジェントスカルプチャー」が柔軟な発想ができそうで印象に残りました。
  • Storyweaving、Tangent Sculpture のお話が興味深かったです。特に語り方でとらえ方が変わるのはおもしろかったです。

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2013/10/5(土) DEVELOPMENTAL/オープントーク「メディア表現の未来を考える」を開催します

プレゼンター:
緒方壽人(takram design engineering

日時:2013年10月5日(土)  14:00-16:00
会場:札幌市立大学サテライトキャンパス[札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル12階 電話 011-218-7500]

参加費無料・どなたでもご参加いただけます。

情報技術が発達し、便利なデバイスを身につけ、デジタルな表現に接することが日常的になりました。こうしたなか、アートやデザイン、製品開発などの領域で、新しい表現やものづくりの方法論に注目があつまっています。デザイナーやエンジニアといったクリエイティブに関わる人は未来に向かってどのような役割を果たすべきでしょうか。

今回、デザインエンジニアの緒方壽人さんをお招きして、これからの表現やものづくりの可能性について一緒に考えます。緒方さんが所属するtakram design enineering(タクラム)は、インタラクティブ・アートからソフトウェア、ハードウェアまで幅広い製品を手掛ける東京のクリエイティブチームです。従来独立していたデザインとエンジニアリングの領域を横断したプロジェクトは、どのようなプロセスで生み出されているのでしょうか。「Habataki」(コニカミノルタ有機EL照明)、「音めがね」デザインあ展)、「ミミクリーズ」(NHK Eテレ)、「ARTSAT」(芸術衛星プロジェクト)など実際の事例をもとに、新しい時代の「ものづくり」や「表現」の考え方や方法論について、参加者のみなさんとともに考えていきたいとおもいます。

緒方壽人(おがた ひさと)
takram design engineeringディレクター/デザインエンジニア。東京大学工学部卒業。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。リーディング・エッジ・デザイン、オン・ザ・フライ設立等を経て2012年よりtakram参加。ソフトウェアからハードウェア、アートからデザインまで幅広い領域で活動し、「NTT DoCoMo OnQ」でiFデザイン賞、グッドデザイン賞金賞など受賞多数。多摩美術大学非常勤講師。

参考記事
大人が子どもに戻るアート 緒方壽人×五十嵐健夫対談 (CINRA.NET)

プログラム
進行:杉本達應(札幌市立大学)
14:00 開会のあいさつ・趣旨説明
14:20 トーク+ディスカッション「メディア表現の未来を考える」
15:50 まとめ・閉会のあいさつ

主催・お問い合わせ先:
札幌市立大学デザイン学部メディアデザインコース 杉本達應研究室
sugi (at) media.scu.ac.jp
*「DEVELOPMENTAL」は杉本達應研究室の研究プロジェクトです。